Kの水産加工工場については過去に書いたこれを再掲載。
 
2006-03-18 編集
22:33
夜であえる。まちがい。夜である。はー、あんまりバイトがでらえらいので(でら、は接頭辞、えらい、は、方言で「きつい、疲れた」の意)、もう、ここに解説とかしようと思う。どうせ短期で残りはあと1週なのである。バレたってどうってこたねえや。なにしろ毎日やめたいと思いつつ、いや、金のためだ、と思い直しておりますれば。さてきついのはどのようにきついのか。水産加工工場であるが、たとえば、ある日は、一日中、「原料バラシ」をやる。ロシア産サーモンが冷凍してある状態で25Kg箱でパレットに20箱、載っている。んでそれを二人一組で、箱から大型カートにドドドとほうりだす係りと、そのほうりだされたサーモンが1つずつビニールに入っている(傘がビニールでつつんであるごとし)のを取り去る係りである。取り去るといっても、サーモンの頭の方はビニール袋の底である(尾が口の側)から、頭側のビニールをぐいと掴んで、びっと引っ張る。すんなり抜けることもあるが、たいていは凍ってる背びれ腹びれにひっかかる、ひっかかった場合には強引にさらに引っ張るなりビニールを破るなりしてとにかくビニールを取り去る。それを大急ぎでやる(大急ぎでやらないと箱から放り出す係りが次の箱を抱えて待っているからである)。

なんでもいいがとにかく工場というのは急いで急いでやっている。

また、ある日はそのサーモンが半解凍状態で二枚おろし(三枚ではない。背骨が中央から縦に割られている)になったやつの、背骨近辺に残った血の凍った部分を削りとる係り、その下流には削られたサーモンをブラシで洗う係りがいる。

ああ説明が面倒になってきた。描写って大変だ。

また、ある日は、洗われたサーモンを一日中、再び凍らせるためにフリーザー(コンベア式)に並べて投入している。

なんだなんだ。何が言いたいか。一日中同じ作業をやるとその部分だけすごく疲れる。たとえば「ブラシで洗う」を一日中やっていると洗ってそのあと隣の塩水槽に放り込むために投げる右手がすごく疲れてしまいには握力がなくなる。

そんなことをやっている人は日本中にいくらでもいるとは思うのだが私はそんなことをずっとやるなんていやん。だいたい人がいないからって短期バイトに135分も残業させんな。バーロー。