ところで、私のスタンスであるが、決してベリキューを比較することでどっちかをけなそうという意図ではないことをご理解いただきたい。比較は、物事をより精緻に考えようとするときに不可欠なのである。私は、ただキッズ全員が大好きで、見ていて余りにおもしろいので、ただ見ているだけでは飽き足りなくなり、それが二グループに編成されているときに、キッズとヲタと事務所とが、みんな幸福最大になるにはどうすりゃいいのか考えはじめてしまったのだ。随分前から。
例えば愛理さまはなっちであるというような比喩は、ではなっちを擁していた当時の娘。は、なっちをどのように生かし、回りとなっちとの比率関係は?などの領域を派生的に問題として浮上させる。わかるのは、なっちが中心メンバーであることは確かでも、周囲もまた負けない個性を爆発させ、もってグループの活性を高めてたことだ。いいらさん、やぐ、ごっちん。とりあえず三人挙げてみた。なっちと拮抗し、戦い、とはいえパート割り、でもあるものはトークとキャラクタで凌ぎ、あるものはリーダー責を背負い、あるものはソロになっていった。決してなっちの引き立て役に甘んじてたわけではない。今のキュートに感じるのもそんな感じだ、とくに舞美さん。負けない、って頑張ってる。しかし実はマイマイの方が巧だというこの。しかしいかんせんマイマイはハンディがあるので。それでもEVERYDAYでみせるマイマイ世界は圧倒的だ。
いかん、いつものように話がそれた。
んで。つまりキュートは、非均質化、個性の維持と突出、主張合戦を展開している。主張しないのって愛理さまくらいのもんだ。ああっ。なっちと違う点です。しかし、前へ前へと出ていくキュート面子の中で一人だけ出ていかないのが逆に個性になってしまい、愛理さまキャワ。明日に続く。