映画「この世界の片隅に」について

NHK-Gで放映されたので録画しながら見た

「さらにいくつもの」を入れて3回目の視聴

 

とめどなく泣ける

リアリティのレベルが

実写では絶対に表現しえないものを作り出している

すずさんは実在する

 

いまごろだが富野監督と片渕監督の対談を読んだ

https://ddnavi.com/news/358610/a/

https://ddnavi.com/news/358637/a/

ダヴィンチニュースさんより 

 ひりひりする言葉の連続

富野氏のことばがこの映画のことを

照らし出す

戦艦大和の入港シーン

富野氏は「見た人の証言を聞いて描いたのだろう」と

思っていたが

ちがって

いた

つまり見ていなくても調べればあれが描けるということだ

ただし描き方がメカ映画にならないような工夫がある

 

人間が主観でみている寸法が表現され

 

怒るすずさん

怒るし泣く

周作氏とのあいだの

すごく時間がかかって築かれていく関係性

女子ですから

 

すごく時間がかかる

 

ディテールの積み重ね

 

スフ

とは何か?

ステーブル・ファイバーの略です

 

http://museum.city.fukuoka.jp/archives/leaflet/299/index.html

福岡市博物館 アーカイヴス 戦争とわたしたちのくらし16」

 

つまりスフが入っていないのは高級な天然素材の布ということだ

 

そういうこといちいちこの映画は説明しないけど

 

すべてが細かく細かくできている

世界の

世界の再現

 

焼け野原となった呉

 

東日本大震災後の東北もあんなかんじになった

 

世界は細かい現実の様相の重層

 

すずさんは生きている