6月9日(日)

PSBがまたニューアルバムだして

いつものPSBだ(雰囲気は「Release」(2002)のときに近いかも)

 

まあだんだんノスタルジックにやりつづける方針みたいのに

なっているのかもしれないし

そうじゃないかもしれないし

ダフトパンクみたいに「もうやることなくなった」と

言う人たちもいるが

ニールとクリスはやりつづける方針のようで

ライブ映画をみていると(ライブはみたことないからなあ)

どうもなんかこう

クリスが滅多にしゃべらないがときに珍しくしゃべるときの

クリスの様子は帽子かサングラスかその両方かで

そういう人っている

かならず顔頭になにかつけていないとおちつかない感じ

オレもそういう感じでありたいと

思っているが

 

なんというか

「店とそこで何を買う」についてもずっと考えていて

 

CDショップというのはほぼ絶滅したわけだが(残念)

それは「無数の多数のCDから選んで買いたい」ときに店という物理

ではもう対応できないってことと

CDのようなフィジカルで聴く層が激減したことがある

この2つ

 

本:本はフィジカルで読む層がまだ生きているから

この日本からリアル書店は絶滅していないがどんどん消えて消滅して

いっているのは事実でつまり

こっちでは「本をよまない」人間のほうが増えているのである

 

 

本も音楽も同じことなんだけどそもそも「それに接しなくても生きていけるし

別に選ばない」のである

新聞もしかり

地上波TVもしかりである

ぜんぶどんどん衰退していく

 

これが「時間の奪いあい」なのか

それとも「日本人の嗜好が同一マスから分別枝分かれになって多品種各々少量生産しかも物理じゃなくて情報化」ということなのか

その両方なのか

 

情報化というのは「デジタル配信できる」ことである

 

配信ってくらいでそれは電波にのせることのできるもので

情報(文字)

情報(音楽と動画)

情報(イラスト)

情報(イラストと文字をくみあわせたマンガ)

情報(なんかこれが売れてるとかあそこで殺人事件あったとかのやつ)

みたいなもんですべてこれは脳のためのもので

腹にはたまらないから食事にはならない

 

だからおうちCOOPのような食材配達があるし

大手小売りスーパーのようなくいものおかしなどを売る店があるのである

小さい小規模スーパーもまいばすけっと都会では多くなり

地方にも商店はあるが

地方のような場所では皆が車をもって移動距離が大きくなったので

スーパー集積化で大きいところに夜の蛾のように車と人が群れる

から小さい店がどんどんきえていって商店街なくなる

 

小売スーパーは競争の中では値段しかアピールするものがないので

おおきくたくさんしかもやすいしか言わなくなる

夢を売る商売ではない

 

ものすごい大雑把な分類になってしまった

夢か食い物かどっちかしかないのだ

 

煙か土か食い物である

 

つくづく名作

なんどでも思いだす小説

はじめて読んだときの衝撃まで覚えてるのは筒井か舞城くらいのもので

 

のっちって新垣結衣と同じ顔かもしれない

 

音楽がサブスクもあるものの

儲けるためにはライブをやって実観客をあつめて金をあつめるしかない

(つまりそこにあるものは経験であり経験は配信できない)

(が ライブを配信で売ることもあるそれでも買う人がいる)

と言い切ったのが山下達郎であり

 

山下はいまや思想的にオレは嫌いになったのでラジオを聴かないが

それは仕方がない思想があいいれないのは

そっちがはんざいしゃだと言うに等しいので

 

夢方面で

音楽が商売になりにくくなっていってもぞくぞく音楽やる若い人は出てくるし

小説が売れなくても書きたい人は出てくるし

軽出版も文学フリマサウンドクラウドYOUTUBE

なんでもあるしいくらでもあるし

複製したものをたくさん売って儲けることの

できる人もいる

 

商売モデルというのは案外そんなに簡単に絶滅するものではなく

売春も延々と人間のあいだで行われ

ネズミ講

その他ふりこみ系の犯罪も

なくならないし

新聞社がすたれたとてまだあるし

完全になくなる方面にいくのは

商売モデルではなく商品のテクノロジー世代交代のほうで

PCがワープロを駆逐し

電卓がそろばんを駆逐し

なんしろいまでもPCがあっても電卓は生きているからね

スマホがあっても腕時計はなくならないし(オレは腕時計が大好き)

カセットテープもヴァイナルも生きている

大量じゃないってだけだ

 

そう

大量じゃない

少数のファン

がそれを求めるのであればそれは商売可能ってあたりが落としどころ

だと思うの

オレが買うものもだいたい食い物以外(つまり夢)は

そっち系じゃん

ここにないから名古屋まで映画みにいくような

ここにないから他県まで現代美術をみに美術館にいくような

ちゃんと求めて行動しているし

そういう消費(旅も消費)を好んでする層は

けっこうな人数いるので無視できないけしてバカにできない

思うのよ

だからリトルプレスが成り立つし

けしてそれだけで食ってるわけじゃないってことで

(「みんなの中国山地」にもそういう話があった

食うだけなら複数並列でやるにきまっている)

 

そういう指針かなあ~=~っていうね

だからいろいろできたほうがいいし身体は頑健なほうがいい

いろんな意味で

メンタルはそれぞれだし