あさ

サンデー感想
 
今週のお休みはコナンとアナグルだそうで。どっちも読んでない。すっきりしている。
 
医者 カラーいい。とてもいい。淀ちゃんひさしぶり。淀ちゃんが出てくるときはいつも時系列がとんでいるので見るたび成長している。いいものだ。
銀の匙 いいとは思うのだが、はたして、現代国語に親しみのもともとない奴らが、ちょっとヒントをもらっただけで、そんなに点数が上昇するものだろうか???本を読む、というのは習慣だ。論理の流れや感情の想像だ。まあいいんだけど。
サッカー(代表) で、このままヤングチームが代表になったらいいじゃない。それでいいじゃない。そもそもこの漫画は連載の価値あるのかしら。成長というテーマはどうなるのかしら。現実世界の代表はもっと凄惨な競争なのじゃないかしら。マンガが現実に負けてどうするのかしら。
サッカー(高校生) うーん・・ボクシングと似たような展開・・・・
ボクシング つまり、ある一人の「努力もする天才」が、高校生で、まわりにはそれほどでもない奴らがいるが、その天才に影響されてだんだんまわりも変化していって、みんなで一緒に強くなる、という理想があって。その理想があんまりうまくいかない、という。それはいいんだ。でもそれ理想だし。問題の設定として、理想世界がデコレーションケーキのように存在してそれがマンガでえがかれるというのが、はたしておもしろいマンガになるのか。
神のみ で、だったら「異次元のものが存在する世界」を描く、そこでのあらゆるトラブルに対してあらゆる方法を使用して勝つ、これが神のみのえがくせかいだ。敵はいろいろであり。すぐ殺そうとするやつもいるし、戦略のやつもいるし、美しくてこわいのもいる。
 
 ここでHHのことを思い出すわけで、あの世界というのは『殺しあい』と友情とが同時に成立する稀有な世界である。そして敵がみな本当に恐ろしいと同時にマジな大物であって、大物なので死に方も大物だ。メルエムのことだけど。あとヒソカのような怖い悪意しかもたない奴とか。キャラ造形なんて話じゃない。世界がどのように成り立っていて、その世界は、マンガを読むわれわれの世界とはどのように違うのか、あまりに違うのか、レベルとして越えているのか、われわれの想像出来る部分をこえているか。越えてないと面白くない。
 
というわけで面白さについてのちょっとずらしたところ。
 
NOBELUが面白いのは当然原作が面白いからだ。野島伸司である。
西尾維新原作のアニメやマンガが面白いのは原作のもつ徹底した「非リアリティを喋りすぎで成立させてしまう」ところなのだが、野島伸司の面白いところは多分人(キャラ)を追い込むやり方だと思う。いままでのドラマとか見ててそう思うのだが。追い込まれる。困る。涙を流す、悔しい思いをする、消化できない思いをかかえこむ、そういうところ。
あと「超推脳 KEI」。いやートリックはともかくぶっとんでるところはコナンより面白いとオレは思うけど。コナン読んでないけど。
 だっておねしょがオチですから。
 
 ということを今週は考えた。ハヤテについてふれる気はなくなった。37巻は表紙が大人アテナだったので買う気がなくなった。もういいや。